ネットワークビジネス(MLM)は各企業により取り入れている報酬プランに違いがあります。
各企業がいずれかの報酬プランをベースに独自のボーナスプランを構築し、ビジネス会員に還元しています。
また、各企業によりタイトルやボーナスを設定しています。
そのためベースとなる報酬プランは同じでも、得られる報酬や活動経費は各企業で異なりその種類は千差万別に存在する、と言っても過言ではないかと思います。
ネットワークビジネス(MLM)にチャレンジするにあたって、自分が登録しようとしている会社の報酬プランはどんなものなのかを知っておくことは非常に重要です。
どんな報酬プランかを知らずに飛び込んでしまっては、知らず知らずのうちに自分も周りの人間も巻き込んで損害を与えてしまう可能性もあります。
今回はベースとなる報酬プランのうち、ブレイクアウェイについてどんな報酬プランなのか解説していきたいと思います。
もしこれからチャレンジしようとしている会社がブレイクアウェイによる報酬プランを取り入れているのなら、参考にしていただけたら幸いに思います。

ブレイクアウェイは歴史が深い
ブレイクアウェイの報酬プランはネットワークビジネス(MLM)業界においても初期の頃からある報酬プランのようです。
ネットワークビジネス(MLM)の歴史を辿っていけば、一番最初にネットワークビジネス(MLM)を展開している会社が取り入れていたのかもしれませんね~(その辺も気になるので、調べて記事にできたらと思います。)
あのアムウェイもブレイクアウェイを取り入れている!!
ブレイクアウェイの報酬プランを取り入れているネットワークビジネス(MLM)の会社は多くあり、比較的老舗の会社が多いように見受けられます。
代表的なのはなんと言ってもアムウェイでしょう!
ネットワークビジネス(MLM)世界№1企業のアムウェイもブレイクアウェイの報酬プランを取り入れています。
アムウェイの創業は60年以上も前の1959年です。
このことからもブレイクアウェイの歴史の深さが窺えますね。
ブレイクアウェイを取り入れている企業は?
ブレイクアウェイを報酬プランとして取り入れている会社をいくつか紹介します。
- ニュースキンジャパン
- フォーエバーリビングプロダクツジャパン
- 日本シャクリー
- ネイチャーケアジャパン
- ハーバーライフオブジャパン
ニュースキン、フォーエバーリビングプロダクツジャパンなど、いずれも創業から数十年続いている会社ばかりですね。
また、売上ランキングにおいても上位に名を連ねる会社が多いです。
ブレイクアウェイを取り入れている会社の特徴としては、ネットワークビジネス(MLM)事業として既に成功を収めている、若しくは安定している会社という印象が強いです。
ブレイクアウェイの会社で活動していけば、誰でも安定的に報酬を得られるのかな?
これだけ実績のある会社ばかりですからそんな印象を持つ人もいるかもしれません、私もその一人でした。
では実際に、ブレイクアウェイとはどんな報酬プランなのかについて触れていきましょう。
ブレイクアウェイはどんな仕組み?
ブレイクアウェイは「代理店方式」という仕組みです。
代理店方式というと「ステアステップ」という報酬プランと同様ですが、ステアステップとは大きな違いがあるためそちらは後述いたします。
※「ステアステップ」の報酬プランについてはこちらをご覧ください。
代理店方式とは、自社製品を会員価格で定価より安く購入し、他者へ定価で販売し、その差額で収益を得ます。
製品を仕入れ価格で卸し販売価格で売る
ごく一般的な卸売業と同じ仕組みですね。
自分で仕入れて売る
これだけでは一般の商売と変わらないかと思います。
ネットワークビジネス(MLM)における代理店方式では、まず自分自身で周りの人へ自社製品を紹介して顧客を獲得していきます。
さらに、代理店登録をしてくれる人を勧誘するビジネス活動も行います。
自分の紹介で新たに代理店として登録した人を自分の組織下に配置し、ともにネットワークビジネス(MLM)の活動をしていきます。
自分の下で代理店登録をしてくれた会員が製品を売ったり、新たに代理店登録者を勧誘していきます。
こうして組織を拡大していき、組織の会員が出した売上の金額に応じた差額が自分自身に報酬として発生します。

図で表すとこのようになります。
例えば、自分の直下にいるダウンの売上の10%が報酬として、さらにそのダウンが勧誘したメンバー(自分から見ると2段目のダウンになります)の売上からは20%が、
というように報酬が発生します。
自分の直接紹介での登録者を増やすことで報酬に繋がるラインも増えていき、その人たちを育成していくことで縦にも横にも深く組織を伸ばすことができます。
また、自分のタイトルが上がると得られる報酬も増えていくので、組織が大きくなればなるほど報酬も増えていきます。
注意点としては、ダウンが成長して自分と同じタイトルを獲得した場合は、そのダウンからの報酬は発生しません。
ここまでは「ステアステップ」の報酬プランと同様です。
ブレイクアウェイの最大の特徴~ダウンの独立
ブレイクアウェイは英語で「離脱」「脱退」「切断」「分離」「独立」「逃げる」といった意味があります。
ネットワークビジネス(MLM)におけるブレイクアウェイの報酬プランはその名の通り、ダウンが組織から離脱、独立する。
これがブレイクアウェイの最大の特徴と言えるでしょう。
実際にブレイクアウェイ(独立)するのは、自分の組織下で成長し、自分と同じランクになったダウンが独立します。
もちろん自分と同じランクになったダウンですから、それだけ大きな人数、グループを持っています。
そのグループごと、ごっそり独立してしまいます。
なんだか寂しいものがありますね、これまで一緒に頑張ってきた仲間がいなくなってしまうのは…
独立したダウンのグループが抜けてしまうわけですから、抜けた分の報酬も得られなくなります。
独立者を出せば育成ボーナスが得られる
自分のグループからの独立なんて誰も望まないと思います。
せっかく自分で勧誘して育成してきたダウンがいなくなってしまう。
多くのメンバーがいなくなるから報酬も減ってしまう。
なぜこんな報酬プランを作ったのか?
実はダウンをブレイクアウェイ(独立)させた人には、リーダーを育成させた功績として育成ボーナスが発生するのです。
育成ボーナスには2種類あります。
- オーバーライド方式⇒一段目から独立したグループの売上の割合、2段目から独立したグループの売上の割合といったように分けられる
- バスアップ方式⇒独立したダウンの売上から一律に割合
各企業でどちらのシステムを取り入れているか、割合がどれくらいかがポイントになります。
この育成ボーナスは、多くの独立者を出せば出すほどタイトルやボーナスも上がります。
このように連鎖することで、会社も自分も周りのメンバーも相互に利益を得られるような仕組みとなっていますね。
ブレイクアウェイのメリット
組織が拡大すれば大きな報酬が期待できる
ネットワークビジネス(MLM)は多くの人が参入することが報酬に繋がります。
多くの人が集まれば集まるほど大きな報酬も期待できます。
どこの会社もどんな報酬プランであろうとそこは同じですよね。
そのなかでもブレイクアウェイは、特に大きな報酬が期待できる報酬プランです。
ダウンを独立させることでさらに大きな報酬が
リーダーとして多くのダウンを育成してブレイクアウェイ(独立)させることで、自分のグループの売上と独立させたグループからの売上げが報酬になります。
実際に多くの独立グループを輩出しているリーダクラスになると、月7桁、年収1千万越えといった報酬を得ているそうです。
ブレイクアウェイを適用している会社で成功すると、普通に働いているのとは比べものにならない報酬が期待できますね。
長く続いている、安定した会社が多い
先ほども述べましたが、長く安定している会社がブレイクアウェイの報酬プランを適用している傾向にあります。
ネットワークビジネス(MLM)業界では一年間に数百と新しい会社が立ち上がるそうなのですが、そのなかで生き残る会社はほんの数%と言われています。
5年、10年と続く会社となるとさらに絞られ、限られた会社のみが生き残っていくようです。
日本はその傾向が特に顕著です。
せっかくネットワークビジネス(MLM)へチャレンジしても、会社が潰れてしまっては本末転倒です。
長く安定している会社というのは、ネットワークビジネス(MLM)の活動をスタートさせるうえで一つのポイントになるといえますね。
ブレイクアウェイのデメリット
タイトルの獲得、維持のノルマがキツイ
ブレイクアウェイは大きな報酬が期待できるプランですが、実はタイトル獲得のために厳しい条件を設けている会社が多いです。
報酬を得る、タイトルを獲得するためには、まずは自分自身がお世話になったリーダー、グループのもとから独立する必要があります。
そのため、報酬を得るまでに時間がかかってしまう傾向にあることは念頭に入れておかなければなりません。
また、獲得したタイトルを維持するためのノルマが設けられている会社も多く、その条件もまた厳しいものがあります。
タイトル獲得や維持が厳しいと、以下のようなことが懸念されます。
無理な買い込みの発生する可能性がある
タイトル獲得、維持のためには売上が必須となります。
特に、獲得したタイトルは誰もが手離したくないはずであり、タイトルを維持するために必死になります。
タイトル維持のための売上げを満たしていない場合、降格してしまうこともあります。
タイトルを守るためには売上げを出し続ける必要があります。
そのために必要以上の製品を買い込むこともよくあるそうです。
それならまだしも、自分だけでは難しくなるとダウンにも買い込みを強要するといったトラブルが起きる、そんな話もよくあるようです。
ダウンに無理な買い込みを強要するようなグループで、どれだけの人がビジネス活動を続けられるでしょうか?
厳しいノルマは必然的に、組織の維持も難しくなることに繋がっているのかもしれません。
副業としてでは時間もお金も足りない
ブレイクアウェイでは成功するためには、まず自分自身がタイトルを獲得してブレイクアウェイ(独立)することが求められます。
そこまでたどり着くまでにも、厳しいノルマをクリアし続ける必要があります。
独立後もダウンを育成し、独立させる必要があります。
自分だけではなく育てたダウンもノルマを維持し、その下の組織を育成していかなければなりません。
本業をしながら、若しくは家事や子育てをしながら少ない時間を活用して、ここまでの活動をこなせるでしょうか?
ブレイクアウェイで稼ぐには、「プロ」としての意識や生活様式を持って取り組まなければならないかもしれません。
副業として少しでも~くらいの気持ちではちょっと難しいのかもしれません。
ダウンがブレイクアウェイ(独立)するのデメリット
報酬が一時的に減る
ダウンが自分と同じタイトルまで成長したら独立するのがブレイクアウェイの特徴です。
独立したグループからもボーナスとして報酬を獲得できるようにプランが設定されいます。
とは言っても、ダウン以下の人数までごっそりいなくなってしまうので、一時的に報酬が減ってしまいます。
沢山のダウンを独立させることで大きな報酬に繋がりますが、月々の報酬が安定するまでには報酬の振り幅は大きいかもしれません。
信頼のおける仲間を育成し続けなければならない
ネットワークビジネス(MLM)は多くの仲間を作り、育て、共に歩んでいくことで組織が大きくなります。
心をこめて育成し、自分と同じ志を持ったメンバーが同じようにダウンを育成していくことで強固な組織が生まれます。
信頼のおける仲間が増えるからこそ、自分が困ったときには助けてくれる、一緒に悩んでくれる。
これは普通の会社や人間関係においても同じですよね。
社長がいて、副社長、常務…というようにリーダーを補佐する人間の存在は非常に重要です。
成長したメンバーが独立するということは、自分を信頼して組織を強固にするための人材を常に生み出し続けなけらばならない、ということになります。
育てたダウンが独立する度に、組織のために頑張ってくれる人材を育てる、又は新たに勧誘する。
この繰り返しをノルマをクリアしながら続けなけらばなりません。
これまで共に歩んできた仲間が成長し、自分と同じタイトルまで上がってきたことは嬉しいことですよね。
喜ばしいことである反面、その仲間がいなくなるのは個人的にはもの凄く寂しく感じます。
ブレイクアウェイは素人ではなくプロ向き?
ブレイクアウェイの報酬プランは、ネットワークビジネス(MLM)の報酬プランのなかでも大きな報酬が期待できるプランです。
しかしながら大きな報酬に辿り着くまでには、かなりの労力とお金を投資しなければならないことは忘れてはなりません。
ネットワークビジネス(MLM)のトップリーダーと呼ばれる人たちのほとんどは、副業としてではなく本業として取り組んでいます。
ブレイクアウェイを取り入れている会社は、長く続いている会社が多いということからも、以前からプロとして取り組んでいる人が多い傾向にあります。
ノルマをクリアし続けながらダウンを育成し、独立させる(それは以下のメンバーも同様です)
大きな報酬を得るためには、時間も労力も十分に必要なプランであることは抑えておかなければなりませんね。
- ブレイクアウェイの報酬プランはアムウェイなど老舗企業が取り入れていることが多い
- 製品を卸売価格で仕入れ定価で販売した差額が報酬となる
- 自分と同じタイトルを獲得したダウンは組織から独立(ブレイクアウェイ)し、育成ボーナスが貰える
- 育成ボーナスで大きな報酬が期待できるが時間がかかる傾向にある
- ダウンが独立することで一時的に報酬が減る
- ノルマが厳しい傾向にある

口コミ集客時代は終焉?
ネットワークビジネス(MLM)業界においては長らく、人から人へ伝え歩く口コミ集客による組織拡大、構築が主流として行われてきました。
しかし、昨今はネットワークビジネス(MLM)の悪評は広まり、世間から冷たい視線を向けられることも多々
さらに、本業や家事育児に追われる現代人にとって、使える時間もお金も限れれている…
アポを取ったり。ABCのたびに交通費をかけて出かけたり(結果が伴わなければ気持ちもボロボロ…)
セミナーのたびにお金が取られたり…
従来の方法では、普通の人にとって、組織を拡大することはおろか、活動を続けていくことすら困難な時代になっているのかもしれません
世の中は流動的、だからこそ、求められるのは変化ではないでしょうか?
その時々、時代に適した方法へシフトチェンジする姿勢が必要なのかもしれませんね。
インターネット集客が唯一の成功手段
今や一人一台、スマホを所持している時代です。
わからないこと、興味のあることは、インターネットですぐ検索することができます。
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私のような田舎暮らしの人にとっても、インターネット集客であれば無理なくネットワークビジネス(MLM)に取り組んでいけるでしょう。
ネットワークビジネス(MLM)が日本に訪れたのは約50年前の昭和です。
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